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Position Inspector


Position Inspectorは最新の工作機械測定技術です。あたかも機械加工したワークを計測したかのごとく、正確に機械の精度を測定します。Position Inspectorは工作機械の性能を測定します。測定を始めてから測定結果の解析が終わるまでに要する時間は通常数分程度です。測定結果より機械自体の性能と、その機械により加工されたワーク精度を明確に認識出来ます。

Position Inspectorシステムはシンプルながら強力な測定ツールです。予め校正されたボールビームを測定する事で、幾何学的なずれを測定します。測定はX, Y, Z 座標系を同時に測定出来る、自動調芯式プローブを使用して行ないます。段取りが非常に簡単です。プローブの測定範囲が大きく、面倒なアライメント出し作業が必要ありません。

 

カタログダウンロード

 

簡単な測定ステップ

Position Analyzerは簡単に測定する事ができます。

1. セットアップ

機械のワークテーブル上に専用のアーテファクト(ボールビーム : 測定治具)を取り付けます。機械の(水平/垂直)主軸にプローブを取り付け、プローブとインターフェースボックス、インターフェースボックスとパソコンをそれぞれ接続します。測定するファイルを決定し、マシンのコントローラへ(イーサーネット、メモリースティックなどで)アップロードします。

2.データ取り込み

測定を行いデータを取り込みます。

3.測定結果の解析

ソフトウェアにより機械誤差の特性を自動解析します。測定データはISO 230に準拠して解析されます。









 

Position Analyzer用プローブ

Position Analyzer用プローブには、ボールと接触させる3つのセンサ面があります。ボールを徐々にプローブの中に押し込むと、3つの精密なセンサはボールが押し込まれている間中、それぞれの変位をモニタします。ボール中心点の座標は、X、Y、Z 方向それぞれサブミクロンの精度で決定出来ます。プローブはワイヤレスに動作するため、ケーブルの取り回しなどを心配する必要がありません。

プローブによる測定誤差を最小限に抑えるための先進的な校正方法と優れた温度安定性を実現したプローブデザインです。


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